しんたろうのFX勉強会

ダウ理論

FXダウ理論|重要な高値安値が分かっていますか?トレードの基本である順張りを覚えよう!


応援ありがとうございます。

こんにちは~しんたろうです。

 

金曜日から日曜日までですが、密度の濃い勉強会を毎週開いているしんたろうのFX勉強会ですが、トレンドに乗れず逆張りばかり行ってしまい、結局、完成したチャートを見てがっかりという方も多く見受けられます。でも何故、逆張りをしてしまうのでしょうか?順張りのほうが儲かるのに逆張りばかりしてしまう方はトレンドが分かっていないと言うよりも目線が固定できていないのではないかと思っております。

今回はそんな逆張り野郎撲滅企画として、順張りの大切さと目線の固定をどのように行っていけばいいのか解説していきたいと思います。ローソク足に翻弄されている方は是非参考にしてみてください。

 

順張りにはどのようなメリットデメリットが有るのか?

まずトレードの基本である順張りについて解説していきたいと思います。順張りとはトレンド(相場が進む方向)へポジションを持ちトレードすることを指します。反対に逆張りとはトレンドとは逆の方向へ動く値動きを使ってトレードする手法です。もちろん逆張りが悪!!だとは言いませんが、少なくとも順張りが出来てからの逆張りなのでそのあたりを勘違いしてはいつまでも勝ち続けることは出来ません。それでは順張りのメリットを解説していきたいと思います。

順張りのメリット
1:大きな値幅を狙える

順張りの最大のメリットは大きな波や相場になる可能性がかなり高く、エントリーのタイミングによっては大きく値幅を狙うことも可能になります。もちろんトレンドが出ている状態では逆の勢力は身を潜めているためエントリーをしたら逆に動くことも少ないのではないかと思います。

2:損切り幅が明確になる

順張りを行うとリスクコントロールも行いやすくなります。こちらのチャートをご覧になってください。

こちらのチャートの赤矢印でエントリーをした場合、損切りは青いラインあたりになります。何故、青いラインを選択できるかと言うと、波の中のちょっとした高値だということがわかるからです。このように誰でも簡単に損切りを決めることが順張りでは可能になります。

3:ポジションを持つ方向が間違いにくい

順張りでのエントリーは比較的単純になりやすいとしんたろうは考えます。というのもトレンドが出ていると分かっているので、わざわざ危険な橋を渡らずともPIPSが稼げますし、陽線が出たら売られる??くらいに単純に物事を考えることが可能になると思うのです。順張りでのエントリーポイントは大きく分けて2つになります。アップトレンド時の下の図を参考にしてみてください。

1つ目は直近の高値を抜けるあたりでのエントリーです。これはブレイクとも言われている手法ですが、しんたろうのFX勉強会はあまり勧めておりません。というのもブレイクを狙いすぎると修正波(逆へ動く波)が発生しやすいため波のカウントを間違えるとエライ目にあってしまうからです。

2つ目は押し安値を作ったあたりでのエントリーです。これにはある程度のローソク足の値動きと相場環境認識が必要になります。ただこのエントリーポイントを制することが出来れば大きく値幅を狙うことが出来るのでおすすめです。

順張りのデメリット

順張りにもデメリットがございます。順張りのデメリットを知ることである程度回避することが可能になりますのでしっかり学習していきましょう。

1:高値圏安値圏をつかみやすい

順張りはトレンド方向へポジションを持つことで可能となりますが、トレンドは永遠に続くことはありません。必ず終焉を迎えます。その終焉を知らずにいつまでも同じ方向へエントリーを繰り返すことはかなり危険なことだと言えます。参考例としてこちらのチャートをご覧になってください。

こちらのチャートはドル円のダウントレンド時のチャートです。読者様がもし赤矢印でエントリーを行ったとしたらどうでしょうか?確かにトレンドが発生しておりますのでこの場合はショートポジションを持ったほうがいいように感じます。しかしトレンドはいつまでも続くとは限りません。ここまで成長した相場だと逆の勢力もそろそろ勢いを増す時期になりそうです。このあとのチャートがどうなったか確認してみましょう。

もし読者様が相場の終焉を知らず、ポジションを持ち続けると大負けしていた可能性があったということです。順張りを行う際は成長しきった相場ではなく、相場の先行期にポジションを持つようにしましょう。

2:エントリーポイントの見極めが難しい

FX初心者では順張りでのエントリーポイントの見極めは難しいかもしれません。ある程度の経験者であれば問題ないのですが、「ここでいいのかな?」というレベルでは話になりません。

例えばこのようなチャートがあったとします。ダウントレンド時の戻り高値を作っている相場で、読者様は赤矢印でエントリーしたとします。相場はこのあとどうなったでしょうか?

赤矢印のあたりでエントリーを行ったあとに相場では陽線が出ております。もし読者様ならどう考えるでしょうか?「あれ?まだ相場は上昇する?もしかしたら早すぎた?」このように考えるかもしれません。もっというと初心者では、トレンドが変わった?ヤバイ!!という感じでいきなり損切りするかもしれませんよね。そうなってくると往復ビンタの嵐になり大切な資金を減らすことになりかねません。順張りでエントリーを行う際は慎重に相場を確認していきたいものですね。

 

 

順張りを行うためには水平線が重要??

順張りを行うためには相場環境認識が必要になります。トレンド、波の理解、水平線が必要となってきますが、その中でも水平線はかなりの重要度を含んでおります。

上記のチャートのように直近の高値に対して、水平線が引ける箇所は順張りに適したエントリーポイントだと言えます。間違っても水平線が引ける状態で待つことが出来ずショートポジションを持つことは厳禁です。

エリオット波動論も順張りでは重要な意味を持っております。修正波を見極めることが出来れば自ずと順張りになるのです。こちらのチャートをご覧ください。

見つけるポイントは左側の基準となる波の中で右側の波が3波を描いているチャートを見つけることです。その際のポイントは赤の波が3波描いていて緑のアンダーラインを下回らないことにあります。この状態になるとどこからアップトレンドへ移行するのかポイントを見極めやすくなりますので、チャート上でこういったパターンを見かけたら積極的にエントリーしていきましょう。

 

まとめ

今回は、逆張り野郎撲滅企画として、順張りの大切さを少し解説させていただきましたがいかがだったでしょうか?順張りは初心者にとって通らなくてはいけない壁のようなものなのです。正しい手法でしっかり稼ぐことを念頭に置き読者様も稼いでみてはいかがでしょうか?でないとトレンドが出来上がったあとに無残な結果を残すことになってしまうかもしれませんよ。怖いですね~

また新しい順張りの情報が出てきましたらご報告させていただきたいと思います。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。


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