しんたろうのFX勉強会

ダウ理論

FXダウ理論|重要な高値安値を抜けると相場はどうなるのか?あなたは知っておりますか?

こんにちは~しんたろうです。

 

先日から動画メルマガである「エントリーポイント強化チャンネル」を配信しておりますが、初日で登録者数が30人を突破するという、しんたろうもちょっとびっくりの数字となっております。

やはり何処からエントリーし利食いをするのか?という永遠のテーマを追いかける方が多くいらっしゃることは意味深いことですし、それがわからないとお金を儲けることも不可能になってしまいますよね~と普通の方は考えると思いますが、実はエントリーポイントというのもはFXにおいてそこまで重要なことではないのです。

大切なことは相場環境認識であり、資金管理、それと自分のメンタルがFXの全てであると断言致します。なので今回のブログは重要な高値安値を抜けると相場はどうなるのか?ということについて解説していきたいと思いますが、基本中の基本のことです。知らないと痛い目にあいますので必ず覚えてしまいましょう。

 

相場における重要な高値安値の見つけ方とは?

読者様は相場に重要な高値安値があるということは分かっていても、見ているチャートの何処に重要な高値安値があるのか一発で判別できるでしょうか?例えばこのようなチャートがあったとします。

こちらのチャートは2018年07月04日頃のドル円日足チャートです。一見すると青の丸と赤の丸のあたりが高値安値に見えなくもないですよね。でも本当にここの高値安値が重要な高値安値なのでしょうか?もう少し期間を広げてみてみましょう。

さてどう見えるでしょか?ちょっとチャートを広げただけでも、もっと重要な高値安値が左側にあったりしますよね。このように見ている期間を広げただけでも考えたかは一気に変わりますし、時間軸を変えただでも高値安値の見え方が変わってしまうのです。それではどうやって重要な高値安値を見つけていけばいいのでしょうか?

時間軸を固定する

まずは重要な高値安値を見つける前に自分が何処の時間軸で戦うのかはっきり決めることが重要です。

ぶっちゃけて言えば、お金が儲ければいいので、何処の時間軸を見てトレードしても確かに間違いではありません。しかし長期足の中に本当のお金持ちの人たちがいて相場の動きを監視しているとしたら短期ばかりに気を取られていては、チャンスに乗ることも出来ませんし、気がついたときには相場がどんどん成長し、終わっている第五波目に自分が立っているかもしれませんね。

なので少しの値動きでトレードしてもあまり意味はないとしんたろうは考えますので、自分が見ている時間軸を固定したほうがチャンスは増えると思います。ちなみに私の場合は、4時間足以上のチャートを基軸チャート(トレンド決めるためのチャート)として、相場の重要な高値安値を決める方針となっております。

高値安値を抜けたあとに逆に動く波に注目

重要な高値安値を抜けたあとに出現する反対方向へ動く波も、重要な高値安値を判別するのに役に立つ情報の一つです。まず下の図のダウントレンドを確認してみてください。

先程のチャートですが、赤の矢印の安値を下落相場が更に更新しておりますね。ダウントレンドの定義では高値は切り下げ、安値は更新する動きなので、このチャートの場合、ダウ理論だけで考えると青の矢印の相場は修正波ということになります。

ということは相場の参加者は赤の矢印を「重要な安値」と位置づけており、現在、動いている相場を「修正波」として考え行動しているということがここからわかるのです。となると何処かの高値安値を抜けたあとに。逆に動く波を見つけることが出来れば、何処に重要な高値安値があったのかを、簡単に見つけることが出来、波の規模や相場の参加者がどのくらいのチャートに重点を置いているのかがわかるということです。

重要な経済発表を応用する

重要な高値安値を知る方法として、重要度が高いニュースや経済発表、発言などの注目度が高いイベントを使用する方法があります。

もし自分が見ている高値安値が直近にあったとします。雇用統計や政策金利など為替に直結する発表などは必ずと言っていいほど、思いっきり大きなローソク足を作りますが、もし重要な高値安値付近で経済発表が発生したらどうなるでしょうか?

世界中のトレーダーは重要度が高い経済発表の値動きを使って、相場の重要な高値安値を更新できるのかどうか確認しております。上記のチャートのように経済発表の値動きでかなり動いたにも拘わらず、直近の安値を更新できなければ、左側の安値は本当に強いということがわかるので、重要な高値安値だということがわかります。なので「誰かいますか~?」とインターフォンを押すように経済発表の動きを使って確認し判断することが可能になるのです。

 

ダウ理論を勘違いしてはならない!

ダウ理論を学習すると、多くの方が勘違いを起こすポイントをここで抑えてしまいましょう。結構知らないことがあるかもしれませんね~!

相場は一直線には動かない

FX初心者やチャートに波を描く練習をされている方でよく勘違いしているところがあるのですが、それが波は一直線に動くと勘違いしているところです。

ダウ理論ではアップトレンドの場合、安値を切り上げて高値は更新していく動きがアップトレンドと定めておりますが、多くの方が黒い直線のように安値も高値も付けずに動くチャートがアップトレンドであると勘違いしているのです。これでは何処からエントリーしていけばわかりませんし、損切りも利食いも出来ませんよね。

重要な高値安値を抜けると逆に動く

相場は必ず波を打つということを考えて行くと重要な高値安値を抜けると逆に動くということもわかります。しかしFX初心者は高値を更新したあとにポジションを持つことが多く「もっと動く」「激しく吹っ飛べ!」と自分勝手な考えを捨てきれず博打の様なトレードを行ってしまいます。

上記のようなチャートだと重要な安値を抜けているのにも関わらず何故か相場は反応をせず、そのまま下落していっております。しかし重要な安値を抜けると必ず逆に動きますので、何も考えずにローソク足の値動きばかり追いっていると後ろから悪魔が囁くことになるのですw 相場が逆に動いてきていると気がついたときには既に損切りに合っておりますので、こういった場所は必ず負けます。怖いですね~

 

まとめ

今回の内容はかなり重要なポイントを沢山含んでいたのですが、いかがだったでしょうか?もちろんこれが分かっている上でのエントリーポイントということになりますので、学習する順番を間違えてはいけません。

多くの方がいきなり水平線から学習したり、細かい裏技のような手法ばかり追いかけたりしておりますが、まず基本中の基本のルールを理解することがFXでお金を稼ぐ一番の最短ルートなので、しっかり今回のことを頭の中に入れて頑張ってみてくださいね。

もちろん私のエントリーポイント強化チャンネルは基本中の基本から順番に配信していきますので、しっかり相場の基礎を学びエントリーに役立てていただければ幸いです。今回のブログは重要な高値安値を抜けると相場はどうなるのか?ということについて解説させていただきましたが、何か質問等あれば是非、ご連絡ください。

何回も言いますが基本中の基本のことなので知らないと痛い目にあいますので必ず覚えてしまいましょう。ここまでご覧になって頂き誠にありがとうございました。

 


応援ありがとうございます。

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