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ダウ理論

FXデイトレード勉強会|トレンドが出ているということは相場がどういった状態であると言えるのか?【動画235】

こんにちは~しんたろうです。

 

久しぶりに動画を公開します。今まで忘れていたというわけではありません!w 公開したかったのですが、あまりにもマニアックな内容で「ちょっとこれは・・」と思うものばかりだったからなんです。やっと納得がいく動画を収録することが出来ました。

今回のテーマは「逆張り」についてです。勉強会では順張りでトレードするように学習していくスタイルなのですが、何故が逆張りをしてはいけないのか?逆張りをするとどうなるか?ということを今まで何となく解説しておりました。そこで今回は徹底的に解説しようと思ったので、ちょっと難し目ですがお暇な方だけご覧になってみてください。

 

トレンドが出ているということはどういう状態?

さて逆張りの前にトレンドについて解説していこうと思っております。トレンドには二種類あるということはもうご存知ですよね?

  • アップトレンド
  • ダウントレンド

簡単に言えば2つの巨大なグループが日夜あーでもないこーでもないと言いながら戦争を繰り返している相場が為替相場です。その中でおこぼれを貰おうと待ち構えているのが私達第三者グループです。なのでどっちのグループが勝ったの?負けたの?ということが分かれば、強いグループへの参入ができるのでトレンドに乗りやすい状態になると言えます。

でも逆張りばかりする人たちは、このトレンドのチェック方法がわからない方や分かっているのだけど目先の利益ばかり追いかけてしまう方、相場の転換が待てずにルールを破る方、メンタルが弱い方など理由は様々です。そもそもトレンドが出ているという状態はどういった状態と言えるのでしょうか?このあたりを深く掘り下げていきましょう。

相場に勢いがある
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ポンド円週足

トレンドが出ているという状態は簡単に言えば相場の参加者の意志が同じ方向へ向いている時に発生しやすいと言えます。みんなが同じことを考え出すと買い物でも旅行でも混みだしますし他のことは考えられなくなりますよね?昔から相場の格言に「買いは噂で売りは事実で」というものがありますが、上記のチャートの場合は世界的な事件があったりするとこのように大変な下落を見せたりします。ここに個人的な考え方は存在せず相場の参加者の意志に私達は従うだけなのでとても勢い良く動いたりするのです。

2つのグループのバランスが崩れている

相場には2つのグループしか存在しません。ということは相場の参加者の力関係によってトレンドが発生しているということがわかります。下の図をご覧になってください。

先ほどのチャートに青の矢印を追加しました。さて読者の皆様にはどちらの矢印が大きく見えるでしょうか?・・・・・馬鹿にしているのか!!と怒られそうですねw 答えは赤の矢印が大きく見えます。ということはこの相場を支配している人たちは売りのグループだということがわかります。

ということはダウ理論でいうところの「明確な転換が現れるまでトレンドは継続する」という教えから、この力配分が続く限りトレンドは継続するというのがトレンドの定義です。なのでポンド円は売り目線に頑張ってもらえれば再び大変な下落を見ることが出来るかもしれません。もちろん買いのグループも黙ってはいないと思いますので、混乱した相場になる可能性も秘めているということがわかります。

逆の勢力グループは1人たりとも生き残っていない

そしてここからが一番大切なキーワードなんですが、トレンドが発生しているということは逆の勢力(上記のチャートの場合、買い勢力)は完全に負けているということがわかります。というのもトレンドが発生している時、もし読者様がポジションを持っていて利益を出しているということはモニターの向こう側で必ず負けている人がいるということを表します。

為替は2つの通貨ペアが戦っている相場であって言い換えれば国同士の戦争を通貨という形で見ているに過ぎません。ということは片方の通貨が優勢になれば逆の通貨は劣勢になるということです。なのでトレンドが発生している最中は1PIPSたりとも逆の勢力が生き残ってはいけないということがトレンドが発生している状態と言えます。

逆に言えば1PIPSでも生き残ってしまい本命のトレンドが、その1PIPSさえ負かせない事態となれば、第三者グループや逆勢力からすればチャンス到来となります。そこからの巻き返しは想像に難くないと思います。

どうすれば逆張りを防ぐことが出来るのか?

ここからはトレンドをしっかり捉え逆張りを防止する方法を模索していきましょう。

波引きを行いトレンドを確認する

勉強会では当たり前ですが、波引きを行いトレンドを確認しながら相場をチェックするしか方法はありません。しんたろうのFX勉強会

例えばこのようなチャートがあったとします。こちらのチャートは勉強会参加者の方が提出されたチャートです。このように波を見ている場合、左側のトレンドから右側のトレンドになった場合、波の値幅で勝敗を決めていくしかトレンドの転換やトレンド方向を確認するしかないのです。

黄色の値幅はどうなったか?左側に波があるぞ~右側は下落の黄色の値幅を超えて上昇した?ということは買いが強くなった?・・・・という風に一つ一つ丁寧に確認しながら相場をチェックしていくしかトレンドを知る方法はありません。

上記の黄色のC波となっている波が右側で負かされているということは、その値幅以上の波が来ないとアップトレンド(買いグループ)が優勢に立ち逆の勢力は負けている状態がこれからも続くことを表します。なのでその波以下の値幅が出ているような波を積極的にトレードすること自体が自殺行為であると言わざる得ません。

波の高値安値を確認する

アップトレンドの定義は「安値を切り上げ、高値を更新」ダウントレンドの定義は「高値を切り下げ、安値を更新」する動きです。ということはトレンドと逆方向へ相場が動き出した場合、注目する高値安値を壊すまではトレンド方向へ動くのでは?と考え行動しなくてはいけません。

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例えばこのようなチャートがあったとします。ダウントレンドの定義は「高値を切り下げ安値を更新」なので、このチャートの場合、ダウ理論だけで考えれば高値を切り上げるまでダウントレンドは続くということになります。なので青の矢印でエントリーした場合は逆張りということになるのです。しっかりトレンドの定義になる箇所でのみトレードするように心がけましょう。

ローソク足の形や勢いだけでエントリーしない

相場環境認識を怠ると逆張りをしてしまう方が跡を絶ちません。ローソク足の形だけでエントリーしたり短期足やその場の勢いだけでエントリーするということは、自分がどの波の中のどの場所に立っているのか把握しないでエントリーすることに繋がり大変危険な行為だと言えます。

勝ち続けている時は相場が見えている時でしっかり準備し待ち構えている時だと私は考えております。しかし負けている時は相場が見えず自分がどの方向で攻めるのか分かっていないときで闇雲にトレードしている時だと思うのです。なのでその場の感情や勢いだけで博打的にトレードすることは見の破滅を確定させますので、今すぐ辞めたほうが懸命です。

相場環境認識(ダウ理論、エリオット波動論、水平線、ゾーン、長期足など)を1つでも怠れば即死するのが相場の世界です。石橋が割れるのではないか?モニターに穴が空くのではないか?くらいにチェックし下準備してからでもトレードは遅くはありませんよ~まずはしっかり自分のルールを作ってそれをかじりついてでも守るようにしましょう。

まとめ

エントリーする場所に拘ったり、どうやったら勝てるのか手法ばかり気にする方は結局のところ、逆張りをすることになると思います。FXに近道や答えはありません。だからといってルールを無視してトレードすれば必ず負けますし、相場の参加者に資金を無償で提供することになります。そうならないためにも自分がどうやってFXでお金を増やすのか?そもそもFXでお金を増やすとはどういうことなのか?そしてトレンドの方向へトレードするとはどういうことなのか?しっかり考えて行動してみてください。

既に2018年1月は終了し、今年終了まであと11ヶ月しか残されておりません。時間は待ってくれませんし24時間しかないのですから遊んでいる暇はないと思いますよ~しっかりトレンドを把握し自分の資産を守っていきましょうね。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 


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