ローソク足

FXローソク足|何かを決定するローソク足は最後の最後で現れる?

 

 

こんにちは~しんたろうです。

最近思ったことを書いているこのブログですが、思えば5年くらい経過してしまいました。

これもいつもしんたろうのFX勉強会を応援していていただいている読者様のおかげだと思っております。本当にありがとうございます。

さて今回も思ったことを書こうと思いますが、最近思っているのは重要な水平線を割り込むとき、必ず最後の最後のローソク足がその役割を担うのではないか?ということです。

どういうことか順を追って説明いたしますね。

 

こんな人に読んでほしい!

  • エントリーすると逆によく動く
  • 無駄な損切りをしてしまう
  • 重要な水平線をエントリーしたあとに見つけてしまう
  • 重要な高値安値付近でトレードしてしまう
  • トレードするかどうか決めきれずチャンスを逃してしまう

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重要なレート(価格)に止めを刺すローソク足について

私達は普段何気なく買い物をしていると思いますが、実はよく考えて買い物をしていると思います。

スーパーに行ってから今夜のおかずを考え、買うものを決めるよりも、前もって家族に食べたいものを聞いて、買うものを決める人も多いと思います。

散歩中にあったお店に飛び込んで、速攻で買うものを手に取り、レジに行く人はかなり稀ではないでしょうかw

もしそんな人がいたら見てみたいですが、まずそんな人はお目にかかれないと思います。

 

買い物でも何かを決めるときでも、速攻で決めるよりは「どうしよう・・・」と迷うのが自然ですし、「よし!!買うぞ!!」と決めるにはかなりのパワーと思考を巡らす時間が必要だと思うのです。

ということは相場でも同じことが言えるのではないでしょうか?

ある重要な高値安値、水平線、レート(価格)を割り込んだり反発したりする時、決まって近づくローソク足は、私には「どうしよう・・・行っちゃおうかな~」というふうにビクビクしながら近づいているように見え、「よし行くぞ!!」と決めたころには、ローソク足の後半でそういった行動を取るように思えるのです。

実際のチャートで確認してみましょう。

2021年1月頃のGBPJPY1時間足チャート

注目していただきたいのが赤矢印のローソク足です。

こちらは1時間足チャートの背景に4時間足チャートを配置したものです。

見ていただくと直近の安値を割り込んだローソク足が、赤矢印のように見えます。

4時間足が開始してからすぐ動いても良さそうなものですが、じりじりにじみ寄ってから、「いっけ~!!」というふうにとどめを刺しているようにも思えます。

2021年1月中旬頃のGBPJPY1時間足チャート

こちらのチャートはどうでしょうか?

こちらも1時間足チャートの背景に4時間足チャートを配置したものです。

こちらのチャートでは、赤矢印のローソク足が直近の安値を更新しており、今度は4時間足の中の一番最初の1時間足で突破しているのが確認できました。

「あれ?最後のローソク足じゃないの?」と思う方もいると思いますが、あくまでも「何かを決定する時」なので、この場合はトレンドの転換付近にしっかりおります。

注目していただきたいのが青矢印のローソク足です。

このチャートの場合、青矢印のローソク足が今までのトレンドを転換させる役割を果たしております。

ということは最後の最後で「何かを決定」していることがよくわかります。

 

偶然じゃないのか?私も今まではそう思っておりましたが、偶然にしては出現する確率が多いように思えてならないのです。

もちろん市場の開始時間やゴールデンタイムのように活発に取引が行われる時間なのかもしれませんし、経済指標やニュース的な要因でローソク足が動いたかもしれません。

ですが4時間足の中の1時間足の動きを毎日のように追っていると、自然と重要な高値安値や水平線、レート(価格)を割り込む時、最後の最後で見定めているのではないか?と思えるような動きに遭遇するのです。

 

ローソク足クローズ3分前でも気が抜けない

4時間足や1時間足がクローズする直前に急に動き出し、今まで陽線だったのに陰線になることも珍しいことではないと思います。

駆け込んできたのかな?と思えるようなその行動を見ていると、チャートの裏にいるのは紛れもなく人なんだなと思えます。

でもそういった動きがわかっているからこそ、ローソク足のクローズする瞬間は気が抜けないのです。

 

相場を操作しているのは紛れもなく人です。

全世界のトレーダーはポジションを保有したら必ずいつか決済し、保有しているポジションを解除します。

となるとローソク足がクローズする瞬間は紛れもなく決済ポイントだと思うのです。

 

全世界のトレーダーの行動を目にしたことはないので推測でお話しますが、決済するときもじっくり待ってから決定しているのではないかと私は考えております。

「すぐ決済するのはもったいない」

「もうちょっと様子見してから決済しよう」

「次のローソク足は反転しそうだからクローズするのはその直後で」

もしこんなふうに考えていたとしたら、やはり最後の最後のローソク足がその役割を担っているのではないでしょうか?

 

トレードするのはローソク足の始め?それとも最後?

そうすると私達がトレードするとなると、どういったことに気をつければいいのでしょうか?

2021年1月下旬のGBPJPY1時間足チャート

まずは取引する通貨ペアが最も活発に動く時間帯を知ることだと思います。

上記のチャートは、1時間足の背景に4時間足と日足を配置したものです。

このチャートの場合、ポンドなので夕方くらいから活発に動くことは分かっているので、日足の始めである青矢印あたりの4時間足は様子見しておいたほうがいいことになります。

チャートの確認すると、市場が開いている時間ではないので動きが鈍くボラティリティーも小さいように感じます。

 

市場が開き活発に取引が始まると、トレンドが発生している相場では分かりやすい波(赤矢印のような波)が日足の後半で発生していることがよく分かります。

ということは日足であれば4時間足であれ、ローソク足が形成開始直後はしばらく様子見しておいたほうがいいということではないでしょうか?

 

もちろんこれは私個人の考え方であって、ボラティリティーが小さいときにポジションを作り保有するデイトレーダーがたくさんいらっしゃることも事実です。

ただ私はボラティリティーが小さい時に保有するのが苦手なだけなので、参考程度に聞いていただきたいところですね。

 

それだけ相場を相手にしている参加者は慎重で用心深いということです。

チャートを見ているとチャンスが来るまでとことん待ち続け、チャンスと見るなり一気に参入してくるように見えます。

なので私達も同様に見習って、チャンスが来るまで待ち続けられるトレーダーにならないといけないのだと思うのです。

 

まとめ

勉強会では、4時間足開始してから30分~40分くらい様子見をしてからトレードするように約束事を決めております。

もちろん相場によってはローソク足の切り替え直後にエントリーすることもありますが、よほどの理由がない限り4時間足開始直後よりもちょっと待ってからエントリーしたほうが効率的だと思うのです。

なのでエントリーしたあと逆に動いたり、すぐ損切りされたりする方はエントリーする時間をずらしたり、損切りするポイントを見直してみるのはどうでしょうか?

今回の記事を読んで参考になったと思って頂ければ本当に嬉しいです。ここまでお読みに頂き誠にありがとうございました。

 

 

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