しんたろうのFX勉強会

ローソク足

FX ローソク足|月足や週足のローソク足のどこをチェックすれば良いのか?

こんにちは~しんたろうです。

 

風邪を引いてしまいました・・・・

あれ?しんたろうさん?マヌカハニー買ったんじゃないの?と勉強会参加者からツッコミが入りそうですが、これには訳がありますm(_ _)m 旅行先にマヌカハニーを持っていくのをすっかり忘れていたんです。そのため旅先で風邪を引いてしまい鼻づまりと咳に悩まされる始末で日程の半分を寝て過ごすことになってしまったのです。5月だから半袖で充分かな?なんて油断した自分がアホでした。長袖とマヌカハニー持っていけばよかった(泣)

確認と言えば勉強会でしつこく長期足を確認しろといい続けているしんたろうですが、質問も「長期足のどこをチェックすればいいの?」というところが多く挙がります。今回は長期足の中でも週足と月足について学習していきたいと思います。

 

相場の巨人について考えてみる

私達はトレードを行う際に相場環境認識と資金管理がトレードの軸になっており、この2つの管理、分析できないと勝つことは愚か、資産を増やすことも出来ない、ただの博打トレーダーになってしまうことを断言させていただきます。

その中でも相場環境認識はかなり大切で、今現在自分がいる場所がどういった場所なのか?出来上がったチャートに対し、将来出てくるだろうチャートの右側をいち早く知るために相場の波、ローソク足を用いて分析することが必須作業となります。

相場は上下に激しく動いているように見えますが、極端な話をすると買いと売りの巨大な2つのグループが日夜戦っており、国同士の戦争を貨幣という形を使って争っております。そしてその巨大な2つのグループを動かしているのは紛れもない超お金持ちの方たちで私達、一般投資家の総資金を合わせてもとても勝てない資産を保有している巨人と私達は競うことになるのです。

超お金持ちの巨人は相場のどこをチェックしているのでしょうか?巨人が見ているチャートを私達は知ることは出来ませんが、確実な情報が一つだけあります。それは1分足や5分足などの短期足は見ていないということです。少なくとも一時間足以上の長期足を必ず見てチェックしていることは想像するに固くなく日足や週足、月足の中に超お金持ちは存在していると思います。

というのも相場の波を作り出し、きっかけや逆勢力の流れを止めることが出来るような力を持っている巨人が短期足の高値安値をものすごく気にするとは到底思えません。ということは日足や週足、月足などの相場環境認識を怠ればチャンスを逃すことに繋がり、相場の波に乗れなくなってしまいます。

しかし私達の資金では巨人に勝てるわけありません。同じチャートで戦っても相場の動きに翻弄されて損切りの嵐になるのが落ちです。では私達は週足や月足の何処に注目しておけばいいのでしょうか?それは長期足のスタート地点である始値の一点に集中すれば問題ないとしんたろうは考えております。

波の相場環境認識とローソク足の相場環境認識

何故、ローソク足の始値に注目しておけば問題ないのでしょうか?それにはまず波の起点について知らなくてはいけません。波の起点とはアップトレンドやダウントレンドのスタート地点となりますがどういった場所なのでしょうか?

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上記のチャートの場合、矢印の箇所がアップトレンドの起点となりますが、ここからエントリーできたものは神々以外にはおらず、この安値がアップトレンドの起点であると同時に最終的な砦になる個所となります。もし逆勢力がこの砦を攻め落とすことが出来るようであれば、買いの勢力が完全に敗北したことが相場全体に行き渡りトレンドが逆転したことがわかるので逆の勢力は自分の力を誇示するためこの砦を目指して戦いを挑むことになるのです。

それではこの考え方をもとにローソク足についておさらいしてみましょう。

ローソク足を分解してみてみると上記のような事が分かると思います。このローソク足が陽線だった場合、始値からスタートし、終値で終わりますが、このローソク足の形成と波の起点についての考え方を合わせていただくとローソク足の中で何処の箇所が一番強い勢力を誇っているかわかると思います。

それは安値から始値付近がローソク足の中で一番強い勢力を誇っている場所です。

相場を動かせる巨人が長期足にいるということは週足や月足のローソク足の始値には相当強そうな巨人がいるということになります。相場が週足や月足の始値に近づいていることを知らないでトレードすることは大変危険であることがわかると思います。

2018年5月11日のEURUSD月足

こちらのチャートを確認してみましょう。このチャートは月足ですが、左側の陽線を陰線が負かしている状態です。この記事を執筆中はまだ月足が確定しない状態ですが、始値の水平線付近ではどのような動きになっていたのでしょうか?さらに分解して確認してみましょう。

陽線の始値を逆勢力が負かす付近での4時間足の動き

月足始値付近の4時間足の動きを確認してみましょう。どうでしょうか?かなり複雑に動いていることがよくわかりますね。ということは相場の参加者は始値に対して相当な意識をもって戦っていたということがわかりますね。私たちもエントリーをする際に高値安値を意識してトレードを行っておりますが、長期足の始値も相当意識しないと難しい相場に翻弄されて余計なトレードを重ねてしまう可能性が出てくるので注意が必要です。

大きなローソク足の始値には誰かいる?

大きなローソク足は誰が見ても目立つ大きな存在です。トレードにおいて最も重要な情報の1つだと言えるものですが、誰が見ても不変な情報であるローソク足は知らなければトレードできない大切な指針であります。ローソク足の勢いやローソク足の動きに注目する方もいらっしゃいますが、この動きに含まれる情報は全く意味がない情報と言えますので知るだけ無駄だと断言させていただきます。大切なことは相場の神々がどこを見ていてどこを意識しているのかいち早く察知すること。それならば反対勢力がどこに潜んでいるのかをローソク足を使って判断し、休むべき相場をいち早く察知することが最も大切な相場環境認識と言えます。

上記のチャートの場合、自分の判断がアップトレンドで買いのポジションを保有する場合、反対勢力の動きを知っておかなければ自信を持ってトレードすることは出来ません。かなり危険な博打的な行為だとしんたろうは思います。この上記チャートの場合、陰線のローソク足でしかもかなり大きなローソク足がこのチャートの中でも目立つ存在だと思います。このローソク足に意識を高めておかないとかなりまずいことは大体想像できますよね。大きなローソク足がチャートにあった場合は必ず始値に水平線を引いてみてください。このチャートの場合、赤四角で囲った部分がモミモミした難しい相場のようになっておりますが何故、このような動きになっているのかを左側のローソク足を使って判断出来れば難しい相場を休むことが出来、大切な資産を無駄にすることがなくなるのです。

長期足の始値はゴールにもなる考え方です。もっと細かく言うと休憩所のような感じに思っていただければわかりやすいと思います。一旦ここのローソク足の動きを確認してから更に買い増しするのか?それとも反対勢力の本命を負かせずに再びトレンド継続となってしまうのか?この大きなローソク足が全ての相場の将来を握っていると行っても過言ではありません。

もし自信を持ってトレードするが出来ない方は大きなローソク足を負かした後、負かせなかった後にトレードしたほうがいい結果を残しやすいのではないかと思います。短期足ばかりに注目することが多い方は是非毎日週足、月足を確認することでもっと安定的なトレードを行うことが可能だと思います。是非おすすめですよ。

まとめ

相場環境認識において、かなり大切な長期足の確認方法をざっくりとですが、解説させていただきました。皆様如何だったでしょうか?

相場を動かしている巨人たちがどこをチェックし、どのように考えているのか?大きなローソク足のプライスアクションを確認するだけでも相当な情報を持っていることがよくわかりますよね。週足、月足は急激に動くわけではありませんが、毎日チェックすることで違った見方も出来るようになりますので、是非デイトレードされている方長期足の相場環境認識をこれでもか~というほど行っていきましょう。ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 


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