FXデイトレード手法 基本概念

FXデイトレード手法|チャート上にある情報だけでトレードしましょう。

 

こんにちは~しんたろうです。

正月ボケがやっと治ってきましたw 最近ものすごく寒いので中々ベッドから抜け出せない日々が続いておりますが、これではダメ人間まっしぐらです。気合い入れて頑張りたいと思います。

今回は初心に戻って、トレードの基本である「チャート情報」について確認していきたいと思います。まだまだ勉強会参加者も勘に頼っている部分があるように思えますので、この記事を見て再確認してみてください。

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誰が見ても変わらない情報でトレードしましょう

皆様はトレードを行う際どんな情報をもとにトレードを行っていますか?

トレンド?波の種類?水平線?いろいろな情報を駆使してトレードすると思いますが、「何だか怪しい」「急に不安になってきた」「今から動きそう~」などテクニカル要素が何もない情報をもとにトレードを行ったりしておりませんか?

私も昔は勘だけとは言いませんが、自分勝手なチャートの見方を行い、長期足の情報や水平線、トレンドなど今では当たり前に使っている情報を完全無視してトレードしていた時期がありました。もちろん惨敗続きで勝った記憶のほうが少なかったと思います。

これでは駄目だと思い、師匠にダウ理論から教わることになるのですが、その教えから、やはりチャート上にある情報だけで勝負したほうが効率的であることは今も昔も変わりません。では「チャート情報」とはどんな情報なのでしょうか?

誰が見ても変わらない情報

「チャート情報」と言っても様々な情報があるのですが、ここでいう「チャート情報」とは世界中の誰が見ても変わらない情報という意味です。ではどんな情報が絶対不変の情報と言えるでしょうか?

1,時間

まずは時間です。時間という情報はかなり重要だと私は考えております。例えば一日は24時間であることは世界中地球にいる限り変わりませんし、1時間という単位は国際基準で決まっている長さであることは誰でもわかることです。

時間と聞くと市場開始時間なども思いつくのではないでしょうか?市場開始時間は決まっている時間に開始しますので、世界中のトレーダーの誰が見ても変わらない情報と言えます。

2,価格

価格も誰が見ても変わらない情報です。証券会社やFX会社によって微妙に変わることはありますが、あの国ではUSDJPYが500円でそっちの国では300円ということは絶対ありません。この価格も絶対不変の情報と言えると思います。チャート上では高値安値も誰が見ても変わらない価格と言えると思います。

3,ローソク足

証券会社やFX会社によってローソク足の形が変わっている場面もあったりするのですが、ほぼ変わらない情報と私は言えると思います。ただチャートによっては日足6本チャートや日足5本チャートなどがあるので、これも考えによっては誰が見ても変わらない情報とは言えないかもしれませんが、月足や週足などがあの国では陰線、そっちの国では陽線ということは絶対ないと思います。

誰が見ても変わらない情報は何故重要なのか?

時間や価格、ローソク足など誰が見ても変わらない情報がトレードにおいてとても重要だと私は考えております。

というのも損切りや利食いなどを誰が見ても変わらない情報を使って決定しないと、チャート上の「基準」がなくなってしまい、どうでもいいトレードを量産することになってしまうからです。まだまだ感覚に頼ってトレードしてしまう方が本当に多く、意味のないトレードを行ってしまい、結果トータルで負けているトレーダーがいらっしゃることもまた事実であります。

2018年11月頃のユロドル日足

例えばこのようなチャートがあったとします。

仮にここから上昇するにしても下降するにしても、その結論に自分の勝手な考えが含まれていては絶対ダメです。

「何だか上がりそうだな~」「ここが終点かも」

などテクニカル的な要素が含まれていない情報がトレード開始条件に含まれていたら、仮に自分の考えと逆に動いたとして、「やっぱり間違っていたんだ~」「違う考えが正解だったんだ」と再び自分勝手な考え方でトレードを再開してしまうはずです。

特に曖昧な答えになりやすいのが損切りだと思います。損切りを決めるときに自分勝手に考えていませんか?例えばエントリー開始したい箇所から見て、直近高値安値に損切りを置くルールにしたとしても、そのポイントまでかなり値幅があったら躊躇してしまうかもしれません。

「嫌だな~損切りレートまで80PIPSもあるよ~泣」

こんな経験したことは誰でもあると思いますが、その時に躊躇ったり、わかっているけど損切り幅を短くしたりすることがある方は、無意識に自分の勝手な考えをチャートに押し付けており、結果、無駄な損切りを量産することに繋がることになってしまうのです。

なのでトレードにおいて、必ずチャート上にある情報だけで損切りや利食いを決め、トレード開始時に必要な情報だけでトレードを行わないと絶対に無駄なトレードを量産することに繋がってしまうのです。

誰が見ても変わらない情報を使ってどのようにトレードするのか?

まず考えなくてはいけないのが時間です。

市場開始時間外でトレードしても、参加者が少ない環境ではボラティリティーも弱く、取れるPIPSも少なくなってしまいます。

なので必ず市場取引時間内でトレードすることが望ましいのですが、特に日本人は夕方からの時間にトレードすることが難しい方がたくさんいらっしゃるので、仕事をされている方だとどうしてもこの問題をクリアすることが困難ではないでしょうか。

自分の生活に合わせた通貨ペアを選ぶことが肝心ですが、これを説明してもトンチンカンな通貨ペアを選ぶ方がまだまだいらっしゃいます。通貨ペア選びと時間は非常に重要な要素を含んでいると私は考えております。

 

次に価格ですが、どのレートが世界中のトレーダーに注目されている価格なのか最初はわからないかもしれません。もしヒントがあるとすればニュースなどの情報に為替に関する情報が登場したときがチャンスだと私は考えております。昔、ドル円が120円や100円を割り込もうとしている円高相場では連日ニュースサイトに為替情報が出ておりました。

世界中のトレーダーが注目する価格は切りが良いラウンドナンバーでもあるので、ニュースやラウンドナンバーに注目してトレードしたほうが効率的です。

 

そして最後はローソク足です。ローソク足を使ったトレード手法は、このブログでもたくさんご紹介させていただきましたが、トレードする際の注意点を上げるとすれば、ローソク足の始値や大陰線、大陽線などチャート上で最も目立つローソク足が挙げられると思います。

チャート上で最も目立つローソク足に関する情報を揃えることが出来れば、そのローソク足に近づいた際の対応策が練られます。情報さえ揃ってしまえばトレード手法はかなりシンプルになると私は考えておりますので、事前に準備を怠らなければしっかりPIPSを獲得できるトレードが成立するのではないでしょうか。

まずは落ち着いてチャートを見渡そう

チャートを開けた瞬間にトレードを開始してしまう方は要注意と言えます。

上がりそう~下がりそうだけでトレードを開始してしまい、ある程度動いてからやっと相場環境認識を行う方がまだまだいらっしゃるのはとても不思議なことです。

例えばドライブに行く前に車の点検やガソリンが入っているくらいは普通は行うはずですが、「大丈夫でしょ~」とどこから出てきたのかわからない自信のもとに高速道路に乗ってしまい、結果、JAFを呼んで助けてもらう人が多いこともまた事実です。殆どの人は、「急いでいるから」「忘れていた」など様々な言い訳を並べるのですが、普段からドライブに行く前に点検することをルール化しておけば、面倒なことにならずにドライブを楽しめたはずです。

トレードも同じことだと思います。

負けた時の言い訳を考えてみると、水平線の引き忘れや長期足の見落とし、自分で決めたルールを無視するなど様々な要因で負けますが、どれもメンタル的な要素を含んだ情報を使ってトレードした結果だと思います。

「やらなければよかった~泣」

こういう意見が出てくる事自体、自分の勝手な考えをチャートに押し付けた結果ですので、面倒かもしれませんが毎回トレードごとに相場環境認識を行い、その結果の内訳に自分勝手な考えが含まれていないか考察した上で、トレード開始を行わないといつまで立っても損切りもできなければ満足行く利食いも出来ないトレーダーになってしまいます。

もちろんこれは直ぐにできることではありません。経験も必要ですし練習も必須です。

勉強会参加者の方もまだまだ勘やメンタルに頼ってトレードしている部分がありますので、まずは今までの自分とこれからの自分を切り離し、トレードにおいて不安や恐怖とは無関係のトレードを行っていかないと、来年の今頃泣くだけでは済まされないことになってしまいます。

今からでも遅くはありませんので、自分の作ったルールに基づいてトレードを開始していきましょう。

まとめ

損切りや利食いにルールを設けることは必要なことですし、自分の証拠金とメンタルを守るためには必ず行わなければいけない「仕事」だと考えております。

私もまだまだ勉強することはたくさんありますが、トレードにおいてはどれだけシンプルにすることが出来るのかが今後の課題だと思っておりますので、まずは落ち着いて自分勝手な考え方になっていないかエントリー前に考える癖を身につけていきたいと思います。

ここまでお読み頂き誠にありがとうございました。

 

 

参考文献


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